たんぱく質が美脚をつくる!

脚やせにもたんぱく質が必要です。

野菜さえ食べていればスリム美脚になれる!
というわけではありません。

脚やせ、美脚づくりのためには、たんぱく質も欠かせない栄養素の一つです。

今回は、たんぱく質の大切な働きについてご紹介していきます!


たんぱく質のおもな働き

・身体の構成

人間の体の60%は水分でできていますが、たんぱく質は15~20%を占めているといわれます。水分を除いた残りの約半分はたんぱく質ということになります。

たんぱく質は、筋肉や臓器、肌、髪、爪をはじめ、体内のホルモンや酵素、免疫物質などの材料となる、必要不可欠な栄養素です。

健康・美容に欠かせない成長ホルモンも、たんぱく質から作られます。


・代謝アップ

たんぱく質は筋肉の増加や維持に欠かせません。筋肉が増えれば増えるほど、何もしなくても消費されるエネルギー(=基礎代謝)も増加します。

また、日々合成される細胞の新陳代謝のためにも、たんぱく質が必要です。

たんぱく質が不足してしまうと、筋肉量の減少による基礎代謝の低下や、体機能の低下、肌荒れや髪のパサつき、その他様々な不調の原因となります。


・免疫

体内に侵入したウィルスと戦ってくれる免疫細胞も、たんぱく質から作られます。

また、免疫細胞を生み出す器官である腸の動力エネルギー源となるのはアミノ酸です。

アミノ酸は、たんぱく質を構成する物質。たんぱく質の不足は、免疫力の低下に直結してしまいます。


たんぱく質が不足すると

上記にもありますが、たんぱく質の不足は様々な不調の原因となります。

・筋力の低下⇒基礎代謝の低下⇒痩せにくい体質

・肌荒れや髪のトラブル

・集中力・思考力の低下

・免疫力の低下

・冷え・むくみ

・疲れやすくなる


たんぱく質の一日の必要量

一日に摂取すべきたんぱく質の量は、体1㎏につき1gが最低限必要な量とされています。

つまり、体重60㎏の人であれば一日に60g相当のたんぱく質を摂る必要があるということ。

食材ごとのたんぱく質含有量の目安は以下の通りです。

肉類(いずれも100gごと)

鳥ささみ…23.9g
鶏もも肉…16g
豚ヒレ・赤肉…22.2g
豚ロース…16.5g
牛ヒレ・赤肉…20.5g
牛サーロイン…12g

魚類(いずれも100gごと)

まぐろ赤身…26.4g
かつお…25.7g
さば…23.0g
ひらまさ…22.0g
鮭・ます…22.5g
しまあじ…21.9g

野菜類

そらまめ10粒(30g)…7.8g
えだまめ100g(可食55g)…6.4g
トウモロコシ1本…5.4g
ブロッコリー6房(90g)…4.9g
豆苗1袋(100g)…3.8g
カリフラワー5房(100g)…3g
かぼちゃ100g…2.9g

その他

たまご1個…7g
納豆1パック…7.5g
豆腐1丁…15.9g
がんもどき1個…15.3g
ご飯茶碗中盛り…3g
食パン1枚…4.4g
うどん1人前…7.3g
そば1人前…10.7g
ヨーグルト100g…3.3g


たんぱく質もバランスが大事

上記のたんぱく質含有量を見ると、お肉だけで一日に必要なたんぱく質を摂取するのはなかなか大変だということがわかります。

また、一口にたんぱく質といっても、肉類に含まれるたんぱく質と、野菜類に含まれるたんぱく質とでは働きも違ってきますし、消化にかかる時間や負担も変わってきます。

そのため、一つのものから多くのたんぱく質を摂るのではなく、肉・魚・野菜・乳製品など、様々な種類の食品からバランスよく摂ることが望ましいです。

痩せたいからといって食事制限をし、たんぱく質不足になってしまうと、健康を損なってしまい本当の美しさから遠のいてしまいます。

バランスを心がけながら、しっかりとたんぱく質の摂れる食生活をしましょう!

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