べジファースト・カーボラストで痩せ体質!

脚やせダイエットのために、食事の内容に気を付けている人は多いと思いますが、食事の際の「食べる順番」も実はとても重要です。

今回は、より痩せやすくなるための食事のとり方「べジファースト・カーボラスト」についてご紹介していきます!


べジファースト・カーボラストとは

べジファースト・カーボラストの、べジは野菜カーボは炭水化物(糖質)を意味しています。

つまりベジタブルファースト・カーボラストとは、野菜がファースト(最初)で、ごはんやパン・麺類などの炭水化物(糖質)をラスト(最後)に食べることをいいます。

例えば、から揚げ定食の場合、まずはじめにサラダ(野菜)から食べ、次にから揚げ(お肉)、最後にごはん、という順番です。

このように、糖質の低い野菜を先に胃の中に入れ、糖質の高いごはんを最後に食べることで、食事による血糖値の急上昇を防ぐことができます。


先にから揚げ(糖質)から食べた場合と、べジファースト・カーボラストで食べた場合とでは、血糖値の上昇の仕方が大きく違うことがわかっています。


血糖値の急上昇がまねくリスクについては、こちらの記事で詳しく解説しています。


ベジファースト・カーボラストのメリット

血糖値の上昇を緩やかにしてくれるベジファースト・カーボラスト

具体的にどのようなメリットがあるかというと、以下の3つが挙げられます。


1.太りにくくなる

血糖値の上昇が緩やかになることで、インスリンの過剰分泌が抑えられ、余分な中性脂肪が蓄えられるのを防ぐことができます。

また、血糖値の急上昇がなければ、急下降することもなくなります。
血糖値の急下降が起きてしまうと、脳が糖分不足と勘違いして強烈な食欲・暴飲暴食を引き起こしてしまいます。

上昇が緩やかであれば下降も緩やかなものになり、急激に甘いものや高カロリーなものを欲することも無くなります。


2.眠気の抑制・集中力のキープ

よく食事の後に眠気に襲われてしまうのも、血糖値の急上昇が原因です。

血糖値の乱高下が起きると、集中力が続かなくなってしまったり、イライラしたり、急激な眠気が引き起こされます。

パフォーマンスの高い状態を維持するためにも、ベジファースト・カーボラストを心がけましょう。


3.糖尿病の予防

血糖値の上昇が緩やかになり、インスリンの過剰分泌が抑えられると、インスリンを分泌する膵臓(すいぞう)の負担も軽くなります。

膵臓の機能が低下することで起こってしまうのが糖尿病です。

膵臓に過度な負担をかけないことで、糖尿病の予防にもなります。


カーボラストはできる範囲で

太らないためだけでなく、日常生活のパフォーマンスや、将来の生活習慣病の予防にもつながるべジファースト・カーボラスト

なるべく普段の食事から心がけていただきたいところですが、正直なところ、難しいのはカーボラストです。
できれば、お肉やお魚などのおかずは、ごはんと一緒に食べたいですよね。

カーボラストは、極端にやる必要はないと筆者は考えています。
とにかくべジファーストはしっかり心がけて、サラダは最初に食べてしまうように。
そのあとは、お肉やお魚と、ごはんを交互に、よく噛みながらゆっくり食べることが大切です。

よく噛んでゆっくり食べることも、血糖値の急上昇を抑える効果があります。


まとめ

食事は、仮に同じ内容だとしても食べる順番や組み合わせによって、身体への影響が変わってきます。

せっかくの貴重な食事を無駄にしないためにも、食べる順番にもこだわって、最高のボディをつくっていきましょう!

合言葉は「べジファースト・カーボラスト」です!

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