ボディメイク中のお酒との付き合い方

ボディメイクをしていると、「お酒を飲んでも大丈夫?」と気になることがありますよね。お酒とうまく付き合うには、まずお酒が体に与える影響を正しく理解することが大切です。何が失われ、何が増えてしまうのかを知ることで、飲むときの意識や飲み方、飲んだ後のリカバリーが正しくできるようになり、罪悪感なくお酒を楽しめるようになります。


お酒を飲むと体で何が起こる?

アルコールは体内で「毒」とみなされるため、最優先で分解されます。このとき、他の栄養素の分解や吸収が後回しにされ、脂肪が蓄積しやすくなります。また、お酒自体にもカロリーがある上、アルコールによって食欲が増し、つい食べ過ぎてしまうこともあります。

お酒の影響

  • 栄養素の代謝が後回しに → 脂肪が蓄積しやすい
  • アルコールのカロリー → 余分なエネルギー摂取
  • 食欲増進 → つい食べ過ぎてしまう

「お酒は身体にとって負担がかかるもの」と認識することで、まずは適量を意識することが大切です。


お酒を飲むと失われるもの・増えるもの

アルコールを分解するには、体内の栄養素が大量に消費されます。そのため、補給を意識しないと栄養不足になりやすくなります。

失われるもの

  • 水分 → アルコールの利尿作用により脱水しやすい
  • ビタミンB1 → アルコール代謝に必要
  • ビタミンC → 抗酸化作用が低下
  • カリウム → 体内の水分バランスを調整
  • マグネシウム → 代謝や神経伝達に影響
  • たんぱく質 → 肝臓の解毒作用に使われる

増えてしまうもの

  • 中性脂肪 → アルコール代謝時に脂肪が蓄積しやすい
  • 体脂肪 → 余分なカロリー摂取と代謝低下が影響
  • むくみ → アルコールの影響で水分バランスが乱れる


お酒とうまく付き合うための対策

お酒を飲むなら、体へのダメージを最小限に抑える工夫をしましょう。

1. 飲む前の準備

  • 水をしっかり飲む(脱水予防)
  • ビタミンB1・ビタミンCを摂る(代謝サポート)
  • カリウムを意識する(水分バランスを整える)
  • たんぱく質を摂る(肝機能サポート)


2. 飲んでいる間の工夫

  • 水をこまめに飲む(アルコールの分解を助ける)
  • 低糖質・低脂質なおつまみを選ぶ(脂肪蓄積を防ぐ)
  • お酒の種類を工夫する(糖質の少ない焼酎・ウイスキーなど)


3. 飲んだ後のリカバリー

  • しっかり水分補給(脱水予防)
  • ビタミンB1・ビタミンC・カリウムを摂る(失われた栄養を補給)
  • 軽い運動やストレッチ(代謝を促す)


飲酒中・飲酒後におすすめの食材

ビタミンB1を多く含む食材

  • 豚肉
  • 玄米
  • 大豆製品(納豆・豆腐)


ビタミンCを多く含む食材

  • レモン・オレンジ
  • ブロッコリー
  • パプリカ


カリウムを多く含む食材

  • バナナ
  • ほうれん草
  • じゃがいも


おつまみに枝豆を選ぶと、ビタミンB1・ビタミンC・カリウムを同時に補給できるのでおすすめです。


まとめ

お酒はボディメイクにとってリスクもありますが、正しい知識と対策をすれば楽しむこともできます。大切なのは、お酒による心身への影響を理解し、リカバリーをしっかり行うことです。飲んだからといって後悔せず、必要な対策をすれば問題ありません。

お酒とうまく付き合いながら、楽しくボディメイクを続けましょう!