急激な寒暖差に負けないボディメイク

夏になると、外は猛暑、室内は冷房ガンガン――そんな「寒暖差」の激しい環境にさらされ、自律神経が乱れやすくなります。
もしかするとあなたも、こんな不調を感じていませんか?

  • 疲れが取れない
  • むくみやすい
  • 食欲の波がある
  • イライラ、眠れない

それ、自律神経の乱れが原因かもしれません。



自律神経が乱れると、ボディメイクにも影響が

自律神経は、内臓や血管、体温の調整などを担う“体の司令塔”。このバランスが崩れると、代謝も落ち、むくみ・冷え・脂肪の蓄積が進みやすくなります。
つまり、健康的に引き締まった体を目指すなら、自律神経ケアは欠かせません。



寒暖差ストレスに負けない!整えるポイント3つ

① 温活で芯から体温調整力を取り戻す

夏でも湯船に浸かる、温かい飲み物をとる、首・足首・お腹は冷やさないなど、体を温める意識を。自律神経のスイッチが穏やかに整います。


② 呼吸と姿勢を意識して「副交感神経優位」に

浅い呼吸や猫背は交感神経を優位にしてしまいます。ゆったりと深呼吸をして、背筋をすっと伸ばすだけでも、リラックスモードに切り替わります。


③ 足つぼリンパケアで内側からスイッチ

足裏には、自律神経と関わりの深い反射区がたくさんあります。特に、副腎・腎臓・脳下垂体・太陽神経叢(たいようしんけいそう)のゾーンは、乱れた神経のリセットに◎。
さらに、リンパを流すことで「冷え」や「むくみ」もケアでき、代謝もアップ。
外側からの刺激で、自律神経のバランスを整えながら、“疲れにくい・太りにくい体”を目指せます。


自宅でできる!整えるための習慣5つ

ここからは、ご自宅でも簡単に取り入れられる方法をご紹介します。


① 朝いちばんに「太陽の光」を浴びる

カーテンを開けて5分でOK。朝の光を浴びることで、体内時計がリセットされ、自律神経が1日を通して整いやすくなります。



② ぬるめのお風呂に10~15分浸かる

38~40℃の湯にじんわり浸かることで、副交感神経が優位に。寝る1~2時間前の入浴が特に効果的です。



③ 深い呼吸+簡単ストレッチ

おすすめは「4秒吸って、6秒吐く」呼吸を意識しながら、肩回しや前屈などの軽いストレッチ。交感神経の高ぶりを抑え、巡りのいい体へ。



④ ミネラルとたんぱく質を意識した食事

冷たいものばかりに偏ると胃腸も冷えてしまいます。温かい味噌汁や具だくさんスープに、卵・豆腐・納豆など消化の良いたんぱく質をプラスすると◎
特にマグネシウムやカルシウムなどのミネラルは神経の安定に欠かせません。



⑤ スマホを見ながらの寝落ちをやめてみる

ブルーライトは交感神経を刺激し、眠りの質を下げてしまいます。就寝1時間前はスマホを遠ざけ、ゆったりした音楽や読書の時間を。



おわりに:今こそ、自律神経を味方につけるボディメイクを

夏の体調不良は、ただの「夏バテ」ではありません。
自律神経が整えば、代謝も感情も安定し、ボディメイクがグッと加速します。
足つぼリンパケアなどの定期的なメンテナンスも取り入れて、暑さに負けない、しなやかで元気な体を一緒に作っていきましょう。