ハンマートゥ(つちゆび)とは?

こんにちは。
中野の美脚専門プライベートサロン B-CHERISH(ビー・チェリッシュ) です。

今回は、サロンでもご相談が多い「ハンマートゥ」についてお話しします。
聞き慣れない言葉かもしれませんが、実は多くの方の足に起こりやすいトラブルのひとつです。



ハンマートゥの特徴・デメリットは?

ハンマートゥ(hammer toe)とは、足の指がハンマーのように折れ曲がった状態のことをいいます。
特に第2~4趾(人差し指〜薬指)に起こりやすく、
指の付け根が反り上がり、真ん中の関節が曲がってしまうのが特徴です。

この状態が続くと、
・指の関節が靴に当たって痛む
・タコやマメができる
・歩行バランスが崩れる
といったトラブルを引き起こします。


ハンマートゥが起こる主な原因

ハンマートゥは、生活習慣や靴の選び方の影響を大きく受けます。
主な原因には以下のようなものがあります。

  • サイズの合わない靴(特に先の細い靴)
    指が圧迫され、曲がった状態で固定されやすくなります。
  • 外反母趾による指の押し出し
    親指が外側に傾くことで、隣の指が押されて変形します。
  • 足裏の筋力低下
    指を支える筋肉が弱ると、関節のバランスが崩れやすくなります。
  • 長年の歩きグセや立ちグセ
    重心の偏りや足指を使わない歩き方も、原因のひとつです。



放置するとどうなる?

初期のうちは、指を動かすと元に戻る「柔らかい変形(可動性)」ですが、
放置してしまうと関節が固まってしまい、
「固定変形」と呼ばれる状態になります。

この段階になると、
・靴の中で常に擦れる痛み
・関節炎や胼胝(たこ)の悪化
・バランスの崩れによる膝や腰への負担
など、全身への影響も出てくるため注意が必要です。



改善・予防のためのケア方法

ハンマートゥは、早い段階でのケアがとても大切です。
日常生活で取り入れやすい改善ケアを紹介します。

① 足指のストレッチ

指を1本ずつ優しく引っ張り、曲げ伸ばしをします。
固くなった関節や筋肉をほぐし、柔軟性を保ちましょう。

② 足裏・足指の筋トレ

タオルギャザー(床に敷いたタオルを足指でたぐり寄せる)などで
足底筋群を鍛え、指をしっかり使う力を取り戻します。

③ 正しい靴選び

つま先にゆとりがあり、指を動かせる靴を選びましょう。
ヒールの高い靴や、先が細いパンプスはできるだけ控えめに。

④ 足つぼやリンパケアで血流改善

硬くなった足裏や指まわりを丁寧にケアすることで、
筋肉の緊張を緩め、関節可動域を保ちやすくなります。

⑤ 歩き方の見直し

重心をかかとから親指側に流すように意識して、
足指をしっかり使って歩くことを心がけましょう。



サロンでのケアもおすすめです

B-CHERISHでは、
足裏の状態や関節の柔軟性を丁寧に確認しながら、
足つぼリンパケアやフットケアで血流・筋肉バランスを整えていきます。

セルフケアでは難しい「足の深部のこわばり」を緩めることで、
ハンマートゥの進行予防や足の疲れ・むくみ改善にもつながります。


まとめ

ハンマートゥは、単なる足の変形ではなく、
日々の歩き方や靴選び、足指の使い方のサインでもあります。

早めのケアで進行を防ぎ、
しなやかに動く健康的な足指を取り戻していきましょう。