よく噛んで食べるだけで自然に痩せやすくなる!7つの理由

「ダイエット=運動と食事制限」というイメージが強いですが、実はもっと身近な習慣のなかにも、体に優しく痩せやすくなる工夫がたくさんあります。その中のひとつが「よく噛んで食べること」。
「そんなことで本当に痩せるの?」と思うかもしれませんが、よく噛むことには科学的にも証明されたダイエット効果がいくつもあるんです。
今回はその効果を7つ、わかりやすくご紹介していきます!
① 満腹感を得やすくなる

食べ物を噛むことで、脳の「満腹中枢」が刺激されます。
ゆっくり時間をかけてよく噛んで食べると、「もうお腹いっぱい」というサインが自然に出やすくなるため、無理なく食べる量を減らすことができます。
目安としては、ひと口あたり30回を意識して噛むのがおすすめです。
最初は多く感じるかもしれませんが、続けるうちに自然と慣れてきますよ。
② 食事時間が長くなり、早食いを防げる

よく噛んで食べると、自然と食事時間が長くなります。
食べるスピードがゆっくりになることで、ドカ食いや間食のしすぎを防ぐことにもつながります。
また、食事を丁寧に味わうことで、「ちゃんと食べた」という満足感も得られやすくなります。
③ 消化がよくなり、代謝がスムーズに

よく噛むことで食べ物が細かくなり、胃や腸の負担が減ります。
消化がスムーズに進むと、栄養素の吸収も効率的になり、体の代謝も整いやすくなります。
特にダイエット中は栄養の吸収が乱れがちなので、「よく噛む」という基本がとても大切になります。
④ 血糖値の急上昇を防げる

早食いや丸呑みのような食べ方をすると、血糖値が一気に上がりやすくなります。
血糖値が急激に上がると、それを下げようとインスリンが大量に分泌され、これが脂肪をため込む原因になります。
よく噛んで食べることで糖の吸収がゆっくりになり、血糖値の上昇もゆるやかに。
太りにくく、健康的な血糖コントロールができるようになります。
⑤ 「噛む」こと自体がカロリーを消費する

実は、咀嚼(そしゃく)する行為そのものにもエネルギー消費があります。
1口で30回噛むと、あごや表情筋など多くの筋肉が動くので、軽い運動のような効果も期待できます。
劇的なカロリー消費ではないですが、日々の積み重ねが大切です。
⑥ 味覚が敏感になり、素材の味で満足できる

よく噛んで味わうようになると、食材本来の味や香りを感じやすくなります。
その結果、濃い味付けやジャンクフードを欲しなくなり、自然とシンプルで健康的な食事を好むように変化していきます。
この変化は長期的に見ても、太りにくい体質づくりに大きく関わってきます。
⑦ 噛むことでストレスケアにも◎

噛む動きは、脳内で「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの分泌を促すと言われています。
セロトニンは、気分を安定させたり、ストレスによる暴食を防いだりする助けになります。
心が落ち着くと、無駄な食欲に振り回されることも少なくなります。
まとめ|今日からできる、かんたんダイエット習慣

よく噛むことは、ダイエット・健康・メンタルケアすべてに関わる大事な習慣。
しかもお金も道具もいらず、今この瞬間からできることなんです。
まずは「ひと口30回噛む」を意識することから始めてみましょう。
食べる量やスピードが自然と整って、体も心も変わっていくのを感じられるはずです。
よく噛んで、ゆるやかに整えるダイエット、ぜひ今日から始めてみてくださいね🌿