発酵食品で脚やせ生活!
納豆、キムチ、味噌、チーズ、ヨーグルトなど、身近にたくさんある発酵食品。
発酵食品は、腸内環境改善の効果が非常に高く、脚やせを応援してくれる食材なんです!
今回は、発酵食品を食べるメリットについてご紹介していきます。
発酵食品とは?
「発酵」とは、細菌や酵母菌、カビなどの微生物によって、有機物が分解されて何らかの新しい物質が生成される現象のことを言います。
微生物が食品の中の成分を分解・変化させることで、素材そのままの状態よりも栄養価が高まったり、風味が増したりと、発酵によるメリットは様々です。
発酵に作用してくれる微生物で有名なものは、乳酸菌や納豆菌などの細菌類、パンの発酵に使われるイースト(酵母菌)、麹やブルーチーズのアオカビなどのカビの一種などがあります。
ちなみに、「発酵」と「腐敗」は、どちらも微生物が有機物を分解することで起こる、同じ現象です。人間にとって有益な効果をもたらすものを「発酵」、逆に有害になってしまうものを「腐敗」として区別がされています。
発酵食品のメリット
発酵は、食材をパワーアップしてくれます!
食材が発酵することで得られるメリットは5つあります。
1.栄養価が高まる
発酵の過程で、食材にビタミンなどの新たな栄養素が加わります。
例えば大豆を発酵させた納豆は、大豆のままの時よりもビタミンB2が約7倍、ビタミンKは約86倍にも増すといわれています。
2.吸収率が上がる
発酵で微生物が生成する「酵素」の働きで、タンパク質やデンプンなどが分解され、栄養素として吸収されやすくなります。
また酵素は、体内で消化・吸収・新陳代謝に欠かせない大切な働きをしてくれます。
3.腸内環境の改善作用
発酵食品は腸内細菌のエサとなるオリゴ糖や食物繊維を豊富に含みます。
そのため、腸内環境の改善にとても効果的です。
4.保存性が良くなる
基本的には、発酵菌がすでに繁殖しているところには、腐敗菌が繁殖することは無いといわれています。そのため通常の食品よりも長期間、食品を楽しむことができます。
5.おいしさUP
微生物の働きによって、食材が発酵すると、元の食材にはなかったうま味や甘み、香りなどの美味しさが加えられます。
まとめ
もともと発酵食品は、冷蔵庫などの保存技術がまだ無い時代に、食材を長持ちさせるための方法として考えられ、発展してきたものです。
近年の研究により、保存性の向上だけでなく、人間の身体にとって有益な効果がたくさんあることがわかってきました。
日本は古くから、醤油や味噌、納豆や漬物、日本酒など、多くの発酵食品の製造が盛んなため、色んな種類の発酵食品が手に入れやすい環境となっております。
ぜひ、普段の食卓に発酵食品をプラスして、脚やせしやすい身体を手に入れましょう!