あなたの足裏アーチ、実は高すぎるかも?ハイアーチとは
「ハイアーチ」とは、足裏の土踏まず(内側縦アーチ)が通常よりも高く持ち上がっている状態のこと。
本来、足裏のアーチは歩行時の衝撃を吸収し、体重をうまく分散させるクッションの役割をしています。
しかし、アーチが高すぎると接地面が少なくなり、足にかかる負担が増えてしまうのです。

ハイアーチの足の特徴
- 土踏まずが高く、床に着いていない
- 外反母趾や内反小趾になりやすい
- 足裏の外側にタコやマメができやすい
- 足裏全体に疲労感や張りを感じやすい
- 靴の外側ばかりがすり減る
- よく足をひねる、捻挫しやすい

ハイアーチのセルフチェック方法
① 濡れた足で床に立つ、または紙の上に乗る(フットプリント法)
② 足裏の跡を確認
→ 土踏まずの部分がほとんど写っていない場合、ハイアーチの可能性が高いです。
また、靴の減り方や足裏のタコの位置でも傾向を読み取れます。

ハイアーチが引き起こすリスク
ハイアーチは見逃されがちですが、以下のような不調につながることもあります。
- 足裏のクッション性低下による足底腱膜炎
- 膝・腰への衝撃の蓄積
- バランスの取りにくさ、転倒リスク増
- 靴ずれや合わない靴による足トラブル
美脚づくりにもマイナス要因になるため、早めのケアがおすすめです。

ハイアーチの改善におすすめの習慣
1. 足指をよく使う生活を意識する
足指でグー・チョキ・パーを作ったり、タオルを足指でたぐり寄せる「タオルギャザー」も効果的。
2. クッション性のある靴を選ぶ
インソールでアーチのサポートをするのも◎。硬い靴底は避けましょう。
3. 足の柔軟性を高める
足裏・足指・ふくらはぎをほぐすことで、衝撃吸収のしなやかさが戻ります。

自宅でできるセルフケア方法
● ゴルフボールコロコロ
足裏でゴルフボールやテニスボールを転がして、足底筋膜をほぐします。
※痛みが出ないように優しく!
● 足指ストレッチ
足の指の間に手の指を入れてゆっくり広げたり、足指を1本ずつ前後に動かして柔軟性をUP。
● ふくらはぎのストレッチ
ふくらはぎの柔軟性も足裏への負担を減らします。
壁に手をついて、アキレス腱を伸ばすストレッチを朝晩1回ずつ。

まとめ
ハイアーチは、見た目には気づきにくいものの、足の不調や姿勢バランスに大きな影響を与えることがあります。
毎日のちょっとしたセルフチェックとケアで、足元からのボディメイクを始めてみませんか?
気になる方は、プロのフットケアや足の構造に詳しいサロンでのチェックもおすすめです◎

